ささのしずく
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- 夏の和菓子
【温故知新】
虎屋黒川の資料によると、初めて水羊羹が作られたのは江戸時代の中頃で、そもそもは葛製の蒸羊羹でした。寒天製の水羊羹が作り始められるのは、なんと大正になってから。葛製水羊羹の誕生から200年も後のことです。
現在のようなほのかな甘みの寒天製水羊羹が主流になったのは冷蔵庫の普及した戦後になってから。今でこそ水羊羹は夏の代表的な和菓子ですが、その歴史は意外と短いのです。
【菓匠より】
今や水羊羹の竹筒に似せたプラスチック製容器が全盛ですが、風情がまったくありません。手数はかかりますが、朝露にぬれた艶やかな青竹に一本一本流し込んだ水羊羹は、まさに日本の夏そのものです。
家伝の製法で昔そのままに仕立てたこの竹流し本水羊羹は、ふくよかな香り、ほのかな甘み、なめらかな口どけと大人気です。きりりと冷やして夏の詩情をご堪能ください。
流したての水羊羹の美味しさを味わっていただくため、毎日数量限定でお作りしています。
ご予約をお勧めいたします。
お中元好適品