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カテゴリ:餡こそ命! あんに賭ける!!

畑を見れば・・・

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『畑を見れば 作り手の志がわかる』
yamaguti
丹波大納言の流通の担い手として35年。

自らも丹波大納言を栽培し、
栽培日誌をつけるほど、この小豆を愛おしむ、
美濃与・山口さんの言葉。

体調のすぐれない中、
様々なあずき畑を次々に案内した後、
一番取っておきの場所へご案内頂いた。


組合長・由良さんのあずき畑
「もう1回ぼった・・・」


由良さんと山口さんの解説

今回の旅で、たくさんのあずき畑をご紹介頂きましたが、
どの畑よりも、小豆が元気で生き生きとしていました。

この新庄小豆生産者組合の取り組み、
『完熟手ぼり農法』
と、和菓子店主や専門学校生の積極的な受け入れに対して、
綾部市から「永井奨励賞」が贈られています。

nagaisyou

丹波大納言がなぜプレミア小豆なのか、
畑・生産者・流通の匠と直接触れることで、
少しは理解できたような気がします。

「このあずきを生かしきらねば!」

そんな気持ちを頂けたのが一番の収穫かもしれません。

公民館で勉強会

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美濃与の山口さんのご尽力で、
丹波大納言の生産者の方々と勉強会をさせて頂きました。

公民館に長テーブルという寺子屋スタイルで2時間。

昭和63年に生産者組合を結成してから20年の取り組みをお話し頂きました。

『完熟さや手収穫』

これを生産者の皆さんは「手ぼり」って言うんですけど、
この手ぼりに徹底的にこだわりぬいた生産スタイルを、
こちら新庄生産者組合の方々は徹底してこだわりぬいてゆきます。

また流通側の美濃与さんも、
「全量買い取り」という形で全面的にサポートし続けました。

さらに、他の大多数の生産者と明らかに違う、
この手間暇かけた生産者たちを励ます企画を次々実施。

私たち和菓子店の店主との交流や、
専門学校で和菓子の勉強をしている学生の受け入れ。

これらの取り組み地道な取り組みは、
最終的に優れた畑、すぐれた小豆となって結実してゆきます。

続きはまた明日。

 

生まれてはじめて! 丹波大納言の畑をみる

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タイトルの通り、小豆は毎日のように扱っていましたが、
その畑に行ったこともなければ、さやに納まっているところを見るのもはじめて!

一体、あずきの畑はどんな特徴があるのか?

初めて見るあずき畑。子供のように胸が高鳴りました。

 

丹波大納言の故郷をめぐる

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丹波大納言でお世話になっている美濃与様のご尽力で、
京都・兵庫2県にまたがる丹波大納言の
産地視察研修に参加してきました。
shinjyo
あずき畑を見るのは生れて初めて。
しかもキャリア35年、丹波大納言をこよなく愛する
美濃与の山口さん渾身の解説付き。

平凡な小豆畑と優れた小豆畑の違いを、
様々な地域の畑を比較してご解説頂きました。

山口さんが尊敬する真面目な生産者の方々と、
公民館で2時間近く勉強会を開いて頂き、
生産者の目線で、自分の畑を見せて頂きました。

丹波大納言発祥の地にも行ってきました。

JA丹波ひかみの地道な取り組みと、
すぐれた選別技術についても拝見させていただきました。

宿泊した国領温泉では、
こだわりの和菓子店主に囲まれて興奮が収まらず、
明け方の4時近くまで語り明かしてしまいました。



一生忘れることのできない貴重な2日間でした。
詳細はゆっくりと本Blogで紹介したいと思っています。

あんこも夏支度

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P1020258
『名残の雪』用 丹波大納言つぶ餡

この小さな画像で「あずき色」の微妙な違いをお伝えできるかわかりませんが、
このつぶ餡は夏支度。
青っぽいあずき色が特徴。
白双糖をギリギリまで減らしてあっさりと炊き上げる。

逆に冬支度の粒あんは、
しっかりとコクのある甘さに炊き上げる。
色は赤みがかったあずき色。

夏・冬ともに餡の炊きあげにヘラ入れはしない。
だからあずきの粒が生き生きとしている。

小豆の硬い表皮を柔らかくしながらも、
煮崩れしていない一瞬を見極めながら、
1年を通して美味しく召し上がっていただく工夫は、
私のオリジナルではなく先人の知恵でありプレゼントです。

大切に守り次代に伝えたいものです。

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