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その希少性から幻とも言われている「本蕨粉」(ほんわらびこ)。
わらびの根の澱粉が生み出す独特の光沢、触感は絶品です。

ただ、あまりにも希少で高価なため、
虎屋の野上千之さんは、著書「和菓子さろん」の中で、
P288 せっかく古くより継承されてきた蕨粉を使用した本来の蕨餅が、今消滅の寸前にある。
 菓子業界としても、この伝統ある名菓をなんとかして後世に残し伝えゆく責任があると思う。 
と書かれています。

ただ美味しいだけでなく、
文化として後世に伝えたい「わらびもち」ですが、
本蕨は冷やすと独特の粘りや触感が消えてしまうし、
常温だと柔らかくなりすぎますので、
夏はお休みをいただいています。


本日7/2(日)が夏休み前の最終販売です。

販売再開は9月のお彼岸が明けたことろを予定しています。

明日から3か月ほど夏休みを頂きますので、
わらびファンの方は是非本日お買上げ頂けましたら幸いです。
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叩いて叩いてコシが生まれます。

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同じ柔らかさに炊き上げたこし餡と、
香ばしく焙煎した黄な粉との相性は、本当に絶妙、絶品です。