2019 7月 7 07:42:49 「しずくもち」掲載されました カテゴリ: しずくもち ブルーベル―の羽二重餅「しずくもち」が上毛新聞さんに掲載されました7/5(金)上毛新聞タカタイ6/25(火)上毛新聞たかナビ6/25、朝5時のブルーベリー畑です。雨上がりのブルーベリーが朝日を浴びて輝いていました。お世話になっている希望の丘農園さんのブルーベリーは、まだ収穫が始まったばかりです。これから2か月近く、次々に完熟を迎えることでしょう。故郷の素晴らしい農産物を、お菓子に活かせることを、本当に嬉しく誇りに思います。この季節にしか味わえない限定品ですので、是非お召し上がりください。 タグ :しずくもち
2019 7月 1 10:03:00 水ようかん販売開始 カテゴリ: 餡こそ命! あんに賭ける!! 水ようかん 瑞々しくやわらかな口どけの「水ようかん」の販売を開始いたします。私が和菓子の道に進もうか迷っていた22歳の夏。菓匠京山さんで食べた「水ようかん」に衝撃を受け、佐々木勝先生に頼み込んで弟子にして頂きました。今でもその時の感動を忘れたことはありません。(このあたりの詳しいエピソードは、和菓子の本棚「和菓子人」参照)尊敬してやまない菓匠・水上力さんは、著書の中で「あんこの「色気」を追い求めて」に実に8ページを費やしています。究極的なところ、和菓子の本質は「あんこ」であり、美味しいあんこを楽しんで頂くこと。あんこそのものにさえ「色気」を感じるほどに炊き上げること。そのことに情熱を超えた執念さえ感じ、狂おしいほどに「色気」を湛えたあんこを追い求めることが大切だと書かれています。そのためにできるすべての工程を愛おしく思い、楽しみたいと思っています。北海道のあずきといっても、産地も違えば品種も様々。これほどまでに多種多様なあずき文化を誰よりも大切し楽しむことができる菓子職人でありたいものです。あずきの灰汁をとることを職人は「渋切」といいます。何回渋切するのかに職人の心意気が表れています。できあがりの「色」と「風味」に大きく影響しますが正解はありません。どこに「色気」を感じるか、その哲学があらわれます。きめ細かく裏ごしし、丁寧に晒し、思いっきり絞り、しっかりと芯まで炊き上げます。あんこの色については水上さんの著書の名文を引用します。紫色でもない、藤色でもない、えんじ色でもない、私だけの「小豆色」(和菓子職人 一幸庵 水上力 P.70)連日の猛暑で甘いものはちょっと…と思っていたとしても、水ようかんだけは別格。そう思っていただけるように、どんなに暑い中でも、私だけのあずき色を求めて、私たちは色気あるあんこを炊き続けます。 タグ :水ようかん餡こそ命餡に賭ける