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2018年07月

シンガポールに高崎の魅力を!

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日本の魅力をシンガポールの方々に紹介するイベント「JPSG」、ジャパン・パーク・シンガポールが、8/4(土)、5(日)に開催されます。

高崎市のシティープロモーション団の一員として、微笑庵の代表・宮澤も参加することになりました。

高崎は東日本を代表するの梅の産地。
紅梅白梅
微笑庵では尾形光琳の紅梅白梅の図に着想を得た琥珀羹(艶干し錦玉)を謹製いたしました。
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「くれない」
無香料、無着色。紅色の琥珀は群馬県が開発した「紅の舞」の色。
初恋のように甘酸っぱいお菓子が、シンガポールの方のお口に合うことを願っています。
高崎だるま手作最中
「高崎だるま手作最中」
日本一の生産量を誇る高崎だるまをお菓子で。餡は畑を見て、生産者の話しを伺って買い付けた京都産・丹波大納言を甘さを控えめにふっくらと炊き上げました。
しずくもち
「しずくもち」
高崎産のブルーベリーをふんだんに包んだ羽二重餅「しずくもち」は、現地でデモンストレーションし、出来立てを提供する予定です。

菓子職人として、シンガポールの皆様に高崎の魅力をお伝えできますよう、精一杯努めてまいります。現地での反響などは、後日ご報告できたらと思います。

代表の宮澤は出張しますが、微笑庵は通常通り営業いたします。
2012年にニュージーランドから招かれた際、出張期間中は閉店いたしました。今では信頼できる社員に支えられ、安心して任せることができます。小さくても日本を代表するような職人集団を目指します。
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和菓子職人の仕事【6月編】

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微笑庵では、入社の内定が決まった段階から、毎月一回月次報告をお願いしています。そんな中、絵を描くことが好きで、毎月かかさずユニークな報告を届けてくれた新人「浅賀美季」が、フレッシュな視点で和菓子職人の仕事を紹介します。和菓子職人の仕事に興味のある方、微笑庵の仕事に興味のある方にとって、少しでも参考になればと思います。
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【浅賀美季】プロフィール
平成9年秩父生まれ 埼玉県立秩父農工科学高校、埼玉県製菓学校卒 中学はテニス部、高校は写真部で部長を歴任 絵を描くことが好きで、日本の伝統文化に携わる仕事を職業にしたいと模索する中、和菓子職人を志す 余力を残さず全力投球するタイプで様々な資格に挑戦 漢検2級、秘書検定2級、調理師技術検定1級、調理師免許、製菓衛生士取得 「和菓子ルネッサンス宣言」を信じ、和菓子をもっとヤバくしたいと願う20歳

上毛新聞TAKATAIに掲載されました

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本日7/6(金)上毛新聞「TAKATAI」6・7面はブルーベリー特集です。
東京ドーム4個分の広大なブルーベリー農園のご紹介から、ブルーベリージャムの作り方まで、様々な記事の中、微笑庵の「しずくもち」もご紹介いただきました。

とても素敵な記事です。よかったらご覧になってください。(クリックすると大きくなります)

美味しい「あんこ」について

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私が和菓子の道に進もうか迷っていた22歳の夏。菓匠京山で食べた「水ようかん」に衝撃を受けて、佐々木勝先生に頼み込んで弟子にして頂きました。今でもその時の感動を忘れたことはありません。(このあたりの詳しいエピソードは、和菓子の本棚「和菓子人」参照)
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尊敬してやまない菓匠・水上力さんは、著書の中で「あんこの「色気」を追い求めて」に実に8ページを費やしている。究極的なところ、和菓子の本質は「あんこ」であり、美味しいあんこを楽しんで頂くこと。あんこそのものにさえ「色気」を感じるほどに炊き上げること。そのことに情熱を超えた執念さえ感じ、狂おしいほどに「色気」を湛えたあんこを追い求めること。

そのためにできるすべての工程を愛おしく思い、楽しむこと。
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北海道のあずきといっても、産地も違えば品種も様々。これほどまでに多種多様なあずき文化を誰よりも大切し楽しむことができる菓子職人でありたい。
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あずきの灰汁をとることを職人は「渋切」といいます。何回渋切するのかに職人の心意気が表れています。できあがりの「色」と「風味」に大きく影響しますが正解はありません。どこに「色気」を感じるか、その哲学があらわれます。
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きめ細かく裏ごしし、丁寧に晒し、思いっきり絞り、しっかりと芯まで炊き上げます。
あんこの色については水上さんの著書の名文を引用します。

紫色でもない、藤色でもない、えんじ色でもない、私だけの「小豆色」
和菓子職人 一幸庵 水上力 P.70)

連日の猛暑で甘いものはちょっと…と思っていたとしても、水ようかんだけは別格。
そう思っていただけるように、どんなに暑い中でも、私だけのあずき色を求めて、私たちは色気あるあんこを炊き続けます。

和菓子教室について

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「和菓子を作る」という体験は、探してもなかなか見当たらないものです。 和菓子を食べるだけでなく、作ることを通して、和菓子や日本文化の魅力を体感して頂きたいと願い講師を引き受けております。

本日は高崎市上中居町「NOiR CAFE」様にお招きいただき、あたたかい雰囲気の中、和菓子作りを楽しんで頂きました。
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もうすぐ七夕ですので、織姫・彦星はじめ、季節にふさわしいお菓子をご紹介いたしました。

先週は、高崎市八幡町の「桃ケ丘保育園」様。
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和菓子作りを食育の面からもご理解いただき、毎年お招きいただいています。実際に体験することで、和菓子の味わいや魅力を大切に思っていただく。その積み重ねが和菓子文化を次代につなげることができると信じています。

高崎市国際交流協会様主催の外国人向け和菓子教室「Cool Takasaki Wagashi」は好評につき今年も開催が決定。7/21(土)14:00~です。
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日本の魅力に惚れ込んで高崎に来てくださった海外の方に、心からのおもてなしの気持ちを込めて、日本文化の体験を楽しんで頂いています。

微笑庵では、店頭でのお菓子の販売にとどまらず、依頼があれば出張し、和菓子の魅力をお伝えする活動を続けています。詳しい内容はホームページに掲載してあります。よかったらご覧ください。
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