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2009年01月

『ちごもち』発売開始しました

カテゴリ:
ちごもち
今年も1月15日より『ちごもち』の発売を開始しました。
特別に選果した大粒の極上いちごのみを使用します。
品種は群馬県が独自に開発した指定品種「やよいひめ」です。


5個入りの朱箱に梅の小枝を添えれば、新春最高の贈り物となるでしょう。
バレンタインにもオススメです。


お世話になっているSさんのいちごハウス。
夜も赤々と照らされています。
寒い日には暖房もたかれています。


大粒の極上品のみを使用。


ひとくち頬張れば、果汁がジュわっとあふれます。

早々に売り切れることもありますので、予約をオススメします。

誕生餅の背負い方

カテゴリ:
誕生餅
お子様1歳の誕生日に背負わせる祝い餅が『誕生餅』
『一升餅』ともいいます。

誕生餅の意味や由来は、以下の記事をご参照ください。
http://misyouan.blog.jp/archives/11536005.html

この誕生餅をどのように背負わせるのか、
よくお問い合わせをいただくので写真をUPします。


リュックの中にお餅を入れて背負わせます。


風呂敷に包んでたすき掛けにしてもOK。

1歳の赤ちゃんにとっては迷惑な行事かもしれませんね。(笑)

天の恵みであるお米、食べ物に困りませんように。
将来、あまり遠くへ旅立ちませんように。

ラジオ高崎 和菓子屋特集

カテゴリ:
P1010929
ラジオ高崎「エアプレイス」にて
昨年10月末に高崎の和菓子店、和菓子職人特集がありました。
そのオンエアー音源を頂きました。

ラインナップは下記の10軒。

・あづきや
・ふじのや
・六郎
・丁子堂房右衛門
・微笑庵
・とが志
・鉢の木 七冨久
・たつや
・第一協和
・田むら

歴史→特徴→PR→夢→店舗情報
という、統一のフォーマットで取材が行われているので、
それぞれのお店や菓匠の個性がよく出ています。

貴重な音声でまさにお宝です。
ありがとうございました。

ちごもち プレスタート

カテゴリ:
ちごもち
群馬県指定品種苺「やよいひめ」
大粒のみを厳選して、やわらかい羽二重餅でふうわりと包んだ
『ちごもち』

1月15日(木)から販売開始

とインフォメーションしていましたが、
あまりにも問い合わせが多いので、
本日から少量限定で販売を開始しました。

早々に売り切れることもありますので、
ご予約をお勧めいたします。

花びら餅になぜゴボウ?

カテゴリ:
昔の花びら餅
画像出典:「和菓子の京都」川端道喜著

すごい絵が残っているものです。
江戸時代のものですよ!

この絵は、川端道喜所蔵で、
宮中の年中行事を図で示した絵巻物「御定式御用品雛形」。
これによれば、菱葩は現在のような半円形ではなく、
丸く広がったままで供されたことを示しています。

この花びら餅には味噌に鮎のすもし(佃煮)が2匹のっています。
鮎はおめでたい魚で、
年頭初献の一杯に添える最高の肴とされました。

正月元旦に飲む酒は、雉(きじ)の肉をこんがり焼いた中に
熱い酒をそそぐ「雉酒」。
その雉酒のつまみ(肴)として菱葩を食べたというのです。
(道喜談)

また、鮎の佃煮のことを「押し鮎」といい、
固いものを食べることで齢(よわい)を固め、長寿を願う
「歯固めの儀」では押し鮎が供されました。
平安時代から続く伝統の宮中行事です。
(とらや黒川談) 

この押し鮎がいったいいつから牛蒡になったのか?

「定かではない」と道喜自身が記しています。(笑)

「ごぼう」は地震や天災に対する恐怖感に対して、
地中深くに根を張り、家の基となり、灰汁は厄を祓うとして、
めでたい食材だとされ、鮎に取って代わりました。
(とらや文庫 中山律子談)

御所では、公家百官をはじめ、
雑色といった警護にあたる役人に到るまで、この菱葩が配られました。
搗きたてのあつあつが配られたことから御所言葉で「おあつあつ」、
また持ち帰って焼いて食べたことから
「やきがちん」(「がちん」は餅の意)とも呼ばれたそうです。

花びら餅は本当に奥が深い。
たくさんの物語を秘めた歴史ある迎春菓です。

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