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2008年07月

自転車にのれたヨ!

カテゴリ:
自転車のれたよ
娘と自転車の補助輪をはずして練習を始めたのはいつだったか・・・


「そろそろ補助輪を外したい!」
とヤル気発言に打たれて、すぐさまセキチューで外してもらった。

ヤル気とは裏腹に、押して歩くにも悪戦苦闘。
表情にはコワさがありありとにじんでいた。

案の定、公園で練習するも、怖くて怖くて身に入らない。
練習に行ったはずなのに、
ぶらんこに乗ったり、滑り台で遊んだりして、
自転車にたいして乗らずに引き返すことを何回か繰り返した。

こちらも何だか慌ただしく、練習を見てあげないまま数か月が過ぎた。
久しぶりに自転車を押しながら公園に向かった。

だんだん周りの友達も補助なしで乗れるようになってきたようだ。
怖さよりも、乗りこなしたい熱意が前に出ている。

しかし、久しぶりに自転車にまたがってみたものの、
いつのまにか乗れるようになるほど簡単ではない。

希望が絶望にかわりそうになっている。
「ねぇ、本当に自転車に乗れるようになるかな?」
その質問には自信のかけらもなかった。

『100回練習したら、必ず乗れるようになるよ。』
「え~っ、本当に?」
『本当さ、絶対に乗れるヨ。』

目の色が変わった。
1回・2回・3回・・・
今までの練習とあきらかに違う。

私の言葉を信じている。
練習さえすれば、必ず乗れる自分を信じ始めた。

20回ほど走る頃には、
出だしの数秒を支えてあげるだけで、
あとは自分の力で走り始めた。

もう少しで乗れそうだけど、その日は日没で終了。

それから2週間が経った。

1回・2回・3回・・・
次第に20回目の走りを思い出している。
そして10回目だろうか。

「最初からひとりでやってみたい!」
転ぶことも恐れない決意の顔。
そして・・・

『ヤッターッ! のれた!! のれたよぉ~~~!!!』
歓喜の瞬間。
自転車を全力でこぎながら、喜びを爆発させた。

最高の瞬間に立ち会わせて頂いた。
こっちまで嬉しくなる。

本気が世界を変える。
自転車はその第一歩だよ。
おめでとう。

あんみつ 微笑庵SP

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普段から甘いものは散々食べているのに、
外食先にあんみつがあると、ついつい頼んでしまう。
甘党なんですよね~。

でも食べると必ずガッカリすることがあります。

・缶詰のミカンやさくらんぼ ←イマドキ缶詰使わなくても・・・
・寒天に酢の香り ←日持ち向上のため酢水に漬けて保存している
・あんこが甘すぎ ←日持ち向上のため甘い最中餡を使っている
あんみつ
そこで「あんみつ 微笑庵スペシャル」

・寒天は毎日流したてを使うことで、酢を不使用

・餡は「丹波大納言つぶ餡」「北海道十勝小豆こし餡」のダブル
  甘さはあんみつ用にぴったり調整しています

・お餅は「ちごもち」でおなじみの羽二重餅。無着色

・黒蜜は黒糖と白双糖のハーフ&ハーフ
  しつこすぎず、あんのうま味を引き出します

とにかくあんこが全然違いますから是非お召し上がりください。
丹波大納言の「あんみつ」なんて探しても中々ありませんよ。

(季節のフルーツやアイスクリームは各ご家庭でご用意ください)

餡(あん)こそ命! 餡に賭ける

カテゴリ:
丹波大納言
艶やかに炊きあがった丹波大納言


私が和菓子の中で一番大切にしているもの。
それは餡(あん)。

どんなに優れた技術で作られた和菓子も、
どんなに素晴らしい設備で作られた和菓子も、
餡がダメならすべて台無しです。

おまんじゅうなどに包まれて、
普段はあまり目立たない餡。
この目立たぬ餡にこそ命を賭けろ!命を吹き込め!!
一番大切なのは「餡」だ!

このように指導してくれたのは他ならない師匠・佐々木勝先生。
本当に最高の師匠に弟子入りしてよかった。


師匠は和菓子の技術研究会で5年連続最優秀技能賞を獲得した伝説の名人。
師匠の腕と人柄に惚れ込んで、今でも全国から弟子が集まっている。

しかし名人のもとで修業したからと言って、名人技は伝承できない。
長嶋茂雄の指導を受けても長嶋になれないのと一緒だ。
息子でさえ、天才の技術を継承できなかったのだ。


それでは、私は師匠から何を学んだのか?

師匠の餡を伝承すること。
餡こそ命! 餡にすべてを賭けろ。

師匠の哲学を胸に刻むこと。
「菓子には作り手の人柄が宿る」
「菓子は作り手そのもの」
「美味しい和菓子でお役に立ちたいという謙虚な気持ちを忘れるな」

師匠が藤色とよぶ薄紫色の端麗なこし餡
極上の小豆、丹波大納言の粒あん

私は名人技は何一つありませんが、
美味しい餡ならだれにも負けないつもりです。

蓬莱饅頭

TBSドラマ「あんどーなつ」第1回の放送はいかがでしたか?
このドラマを通して、和菓子への関心が高まったら嬉しいです。

さて、菓子職人として毎回登場するお菓子に注目したいと思います。
第1回は『蓬莱饅頭』
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「あんどーなつ」オフィシャルサイト 今週の甘味紹介より画像転載

「蓬莱山」は不老不死の仙人が住む、という中国の伝説に登場する理想郷と言われています。
その蓬莱山にちなんで名付けられた慶事菓子が蓬莱饅頭。
大きなお饅頭の中に小さな子饅頭が入っていることから子持ち饅頭とも呼ばれています。

さて、この蓬莱山、いつごろ考案されたお菓子かというと・・・

虎屋黒川ホームページ
水野忠邦と蓬が嶋
http://www.toraya-group.co.jp/gallery/dat02/dat02_059.html

詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、
なんと約200年も前に水野忠邦が光格上皇から蓬が嶋を賜ったと記録に残っているというではありませんか!
やっぱり虎屋さんは凄い。別格ですね。
しかも、子饅頭が50個も入った超特大ですよ!!


虎屋黒川の蓬が嶋

私の師匠も蓬莱饅頭が得意でした。
師匠は子饅頭を縁起の良い亀甲にちなんで六角形してこしらえます。

エッ、私ですか?
恥ずかしながら1回も作ったことはありません。

しかし、大切な菓子はテレビに出たからと言ってブームにあやかってチャラチャラ作るもんじゃないと思うんです。
何十年、何百年と作り続けてきた重み。
淘汰されず、磨き上げられた結晶が現在のお菓子だから。

とはいえ、私も前々から作ってみたかったのでこれを機に作らせて頂きます。完成した暁にはBlogへアップいたします。

竹甘露 <幻のびわゼリー>

竹甘露
生産者、Sさんのお話し。


今から約20年前。
初挑戦した選挙で見事に当選を果たした方から、
応援のお礼に極上の「びわ」を頂いた。
あまりにも美味しいので全て食べてしまうのも惜しく、
いくつかは食べずに土に埋けた。
実生の苗を大切に育てたが、
葉は茂れども実は一向にならない。
ことわざの通り、7~8年して初めて実がなり、
今ではたわわに実る大樹となった。


この縁起物の極上びわを、ひとつひとつ手で剥いて、
清涼な青竹に流し込んだのが幻のびわゼリー『竹甘露』

20年前に、もらったびわを全部食べていたら、
今の豊穣な実りはありえません。
数に限りもありますので、幻と言っても言い過ぎではないと思っています。



本日7月7日 七夕より、1週間の期間限定で発売します。
数に限りがありますのでご予約をお勧めいたします

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