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2008年01月

さくら餅にナゼ寺の名前が? <道明寺>

カテゴリ:
さくら餅
大阪府藤井寺市の「道明寺」。
菅原道真が自ら刻んだ十一面観音菩薩(国宝)を本尊とする真言宗の尼寺。

時の権力者藤原一族からその秀才・鬼才ぶりを妬まれ、
無実の罪で九州に左遷される事になった道真は、
道明寺に伯母・覚寿尼を訪ね、その無念さを詩で残しました。

以来毎日、覚寿尼は九州に向かってご飯をお供えしましたが、
そのおさがりを分け与えたところ、「病気が治る」など、
ご利益があると大評判になりました。

あまりに希望者が増えたので、
お米を蒸したものをあらかじめ天日で干して乾燥させたものが、
道明寺糒(ほしい)、現在の道明寺粉の由来です。

さくら餅にお寺の名前を関しているのは、
この道明寺糒に由来しています。

【以下を参考にしました】
蓮土山 道明寺ホームページ 

Rock-n-Roll All Night

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 【旅の思い出】
大親友ナベちゃんとのカナダ旅行最終日、
バンクーバーの安宿、Backpacker's Hostel。
妙にフレンドリーなカナダ人に誘われて、
ロックバンドがリクエストを演奏してくれるBarへ。

ロックなんてほとんど知らない俺だけど、
唯一知っていたのはKISSのRock-n-Roll All Night!

ローバーの濃ぃ~い相棒イサオに、
聞きたくもないのに何回も聞かされていたからだ。

イサオは年がら年中持ち前の濃さを炸裂させていたが、
学園祭の女装コンテストでバク宙に失敗し骨折!
ヤルことナスこと、インパクトの強い男だ。

学生時代の仲間は大のボーリング好きで、
ちょっと暇があるとすぐにパークレーンへ直行していた。
だまってボーリングやってればいいのに、
イサオはジュークボックスでKISSをリクエスト!
知らず知らずのうちに体に染み付いた。

バンクーバーの夜。
唯一知っているそのナンバーをリクエスト。
大盛り上がりに盛り上がったのは言うまでもない。

あれから15年、イサオよ、元気かぁ~!

賄の思い出

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徳鮨
『徳鮨』 高橋徳一さん


む~こさんの話題に便乗。

大学3年の春、大親友のナベちゃんと2週間、
カナダのバンフ・スキーリゾートで滑りに滑りまくった。

カナダ最後の夜、バンクーバーの鮨Barで快食、痛飲。
残りのカナダドルをすべて使い果たした。

学生時代はお金がなくて、鮨なんてまともに食べた事なかったけど、
カナダで食べた鮨のあまりの美味さに驚嘆。

大学4年の最後1年間は、絶対に鮨屋でバイトをしようと心に決めた。

学生課の求人コーナーに足を運んだ初日、
濃紺の作務衣を着た見るからに職人!のご主人が求人票を貼っている。

『徳鮨』

ビンゴ!!運命の出会いだ。
その場でその求人票を頂いて面接、採用頂いた。

徳鮨での1年間は本当に楽しかった。
当時バブルの余韻のある景気のよさで、宴会も出前もかなり忙しかった。

お楽しみの賄いは、宴会で食べ残したお刺身で、
「ちらし」か「太巻き」を作っていただいたが、これが絶品!
なんてったって、ネタは超一級品ばかり。

本当に美味しくて、美味しくて、毎日感動していた。

さらに、食べ盛りの私に冗談で作った「超大盛りちらし」
にぎりの器でちらしを作ってくださった。
これを私がペロリと食べたもんだから、ご主人も奥さんもビックリ。
その日以来、卒業するまで、私の賄いは超大盛りだった。

徳鮨の職人さんは腕に覚えのある方が勢揃いしていて、
ちらしは花模様だったり、ピエロの顔だったりして、
単なるバイトの賄いにはもったいない作品のようだった。

今でも大切な方と美味しい鮨が食べたいときは、迷わず徳鮨へ。
ご主人と奥さんは、なんだか父・母のような暖かさがあって、
私の大切な師匠のひとりです。

※あぁ~あ、また長くなってしまった。

月刊raifu取材 <和菓子特集>

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以前「群馬の手みやげ図鑑」特集でお世話になった月刊raifu。
2月末発売の3月号は「和菓子&日本茶」の特集。
約30件の和菓子屋さんの魅力を写真と文章で紹介くださる様です。

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撮影は店内で行いました。
どんなお菓子を撮影いただいたかは、是非本誌をご覧下さい。


ライター&カメラのraifu美人スタッフ。
私自身もどんな特集になるのかとても楽しみです。

ローバー

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我が青春を謳歌した高崎経済大学、ローバースカウト部。

テントと寝袋を持って、全国津々浦々を歩き回わる体育会系のクラブだ。
魅力のある先輩の「ゴッチ」の嵐の中、入部を決意。

新入生歓迎コンパで、先輩から「お酒の正しい注ぎ方、楽しい飲み方」を教えていただいた。

「ミヤザワお前がオトコなら、ここ~でイッキにグイグイグイ・・・」
「ミヤザワ飲むぞ、ミヤザワ飲むぞ、ミヤザワ飲む~ぞ~・・・」
「ラララ・ラララ・ラララ イッキ♪ ラララ・ラララ・ラララ イッキ♪」

未だにこのコールがローバーの仲間には染み付いている。

「梅の露」「鬼ごろし」「パコパコ」とかいった格安のお酒をリレーして、
何回吐いただろうか・・・。利久さん、本当にスミマセンでした。

「バ~ップ、バ~ップ、バ~ップ」
飲み会で一人一言づつ発言すると、大抵、俺とジロ~は「バップ」コールが沸き起こった。
しかし、卒業する頃にはこのコールが快感になっていた。
不思議なもんだ。

ローバーの仲間
1年の夏合宿<佐渡>

7日間で100kmをはじめて歩いた。
靴が合わなくて、マメが痛くてたまらなかった。
でも、尊敬する先輩や大好きな仲間と同じメシを囲いながら、
同じテントで過ごす濃密な時間は、たまらなく楽しかった。

最終日、最終区のダッシュ。
突っ走っているときは気がつかなかったけど、
背中のキスリングが重くて、背中の皮がむけて血が流れていた。
このダッシュが後々、幹事長を任せてもらうきっかけだったかもしれない。


真夜中のポンピング

白ガスのラジウスをポンピングして火をつけるのがオトコの仕事だった。
深夜2時に起床。
全員分の朝食を1年生が用意するのだ。

このときの早起き体験が今に生きている。
お節句や年末年始なんかに夜中から仕事を始めるとき、
ローバーの合宿を思い出さずにはいられない。
「このひとときも、大好きな合宿」と思うようにしている。


早池峰山<大好きな仲間と>

卒業してからも、野外天幕生活は大好きだ。
在学中は行けなかった尾瀬の燧ケ岳、至仏山、あやめ平。
いづれも感動的に美しかった。

ケントが企画してくれた新潟キャンプ。
ローバーじゃ最終日までナシナシだったけど、
新潟ではビールサーバー登場で飲み放題。
料理はラタトゥ~ユとか砂浜で食べたりして、
カレーとトン汁を交代していた頃が嘘のよう!
楽しかったなぁ~。

あれから15年。
皆が全国各地で、それなりの仕事を任され、
大切な家族を育んだり(まだだったり)していて、なかなか会えない。

でも、本当に大好きで大切な仲間だぜ。
ローバー万歳!

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