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花びら餅s菱葩
花びら餅の内側。
白丸餅と紅菱餅を合わせています。
なぜ丸と菱をかさねるのでしょうか?

それは宮中に古来から伝わる『鏡餅』にルーツがあるのです。

画像出典:「和菓子の京都」川端道喜著

宮中の正式な鏡餅飾りの図が、京都・川端道喜さんには残っています。
それによれば、
天皇家の象徴である「三種の神器」のひとつ、
銅鏡を表すのが2つの丸餅。
白2つではなく、紅白重ねです。

その紅白餅の上にご注目ください。
『紅菱餅十二枚 葩十二枚』とあります。

この白丸餅は御所の梅に見立てたことから
「葩(はなびら)」とよばれ、菓銘の由来となっています。
この鏡餅に重ねられた紅白の丸餅と菱餅が、
花びら餅の原点です。

だからこそ、微笑庵では手間暇をかけて、
白丸餅と紅菱餅を重ね合わせています。
重ねることに意味があるのです。