カテゴリ:
自転車のれたよ
娘と自転車の補助輪をはずして練習を始めたのはいつだったか・・・


「そろそろ補助輪を外したい!」
とヤル気発言に打たれて、すぐさまセキチューで外してもらった。

ヤル気とは裏腹に、押して歩くにも悪戦苦闘。
表情にはコワさがありありとにじんでいた。

案の定、公園で練習するも、怖くて怖くて身に入らない。
練習に行ったはずなのに、
ぶらんこに乗ったり、滑り台で遊んだりして、
自転車にたいして乗らずに引き返すことを何回か繰り返した。

こちらも何だか慌ただしく、練習を見てあげないまま数か月が過ぎた。
久しぶりに自転車を押しながら公園に向かった。

だんだん周りの友達も補助なしで乗れるようになってきたようだ。
怖さよりも、乗りこなしたい熱意が前に出ている。

しかし、久しぶりに自転車にまたがってみたものの、
いつのまにか乗れるようになるほど簡単ではない。

希望が絶望にかわりそうになっている。
「ねぇ、本当に自転車に乗れるようになるかな?」
その質問には自信のかけらもなかった。

『100回練習したら、必ず乗れるようになるよ。』
「え~っ、本当に?」
『本当さ、絶対に乗れるヨ。』

目の色が変わった。
1回・2回・3回・・・
今までの練習とあきらかに違う。

私の言葉を信じている。
練習さえすれば、必ず乗れる自分を信じ始めた。

20回ほど走る頃には、
出だしの数秒を支えてあげるだけで、
あとは自分の力で走り始めた。

もう少しで乗れそうだけど、その日は日没で終了。

それから2週間が経った。

1回・2回・3回・・・
次第に20回目の走りを思い出している。
そして10回目だろうか。

「最初からひとりでやってみたい!」
転ぶことも恐れない決意の顔。
そして・・・

『ヤッターッ! のれた!! のれたよぉ~~~!!!』
歓喜の瞬間。
自転車を全力でこぎながら、喜びを爆発させた。

最高の瞬間に立ち会わせて頂いた。
こっちまで嬉しくなる。

本気が世界を変える。
自転車はその第一歩だよ。
おめでとう。