ニュースレター創刊号 大プレゼン大会

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ゆうべはアツイ男・広田健太郎主催「高崎ベンチャー大学」でした。

自分の商品やサービスを直接売り込むんじゃなくて、
商品やサービスを支えるスタッフの紹介や、
お客様の声などを集めていく「ニュースレター」「かわら版」を創刊しよう!
というのが先月のテーマ。

講師は望月まもる先生。

ただ自分の知識や経験を教えるだけじゃなくて、
私のお店にご来店いただき、
私の商品やサービスに対する考え方を理解した上で、
「みやざわちゃん」「けいちゃん」と、
家庭教師のアニキのように優しく、時にアツク、
個別のアドバイスをばんばんしてくれる。
一切出し惜しみなし。

そんな中、今月のテーマは、「ニュースレター創刊号 大プレゼン大会」

ゆいの家の高石さん以外は、
ほぼ全員ニュースレター未経験。もちろん私も。

1か月の格闘の末、創刊号を発刊できました。
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微笑庵通信のタイトルは、
「風遊風学」と書いて「かぜにあぞび かぜにまなぶ」。
自分で言ったらおしまいですが、
良いニュースレターができたのではと喜んでいます。
我が子のようにかわいい感じです。

訂正個所があるため、今すぐお配りできませんが、
ご希望の方はお声掛けください。
(ゼミ生のあぜがみさんにお手伝いをお願いしています)


高ベンの皆さんのニュースレター創刊号はコチラ。

想いが形になるって素晴らしいですね。

2次会も含めて、大充実の勉強会です。

丹波大納言の故郷をめぐる

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丹波大納言でお世話になっている美濃与様のご尽力で、
京都・兵庫2県にまたがる丹波大納言の
産地視察研修に参加してきました。
shinjyo
あずき畑を見るのは生れて初めて。
しかもキャリア35年、丹波大納言をこよなく愛する
美濃与の山口さん渾身の解説付き。

平凡な小豆畑と優れた小豆畑の違いを、
様々な地域の畑を比較してご解説頂きました。

山口さんが尊敬する真面目な生産者の方々と、
公民館で2時間近く勉強会を開いて頂き、
生産者の目線で、自分の畑を見せて頂きました。

丹波大納言発祥の地にも行ってきました。

JA丹波ひかみの地道な取り組みと、
すぐれた選別技術についても拝見させていただきました。

宿泊した国領温泉では、
こだわりの和菓子店主に囲まれて興奮が収まらず、
明け方の4時近くまで語り明かしてしまいました。



一生忘れることのできない貴重な2日間でした。
詳細はゆっくりと本Blogで紹介したいと思っています。

日本一のどら焼きを1個105円で売るプロジェクト!

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日本一のどら焼きを1個105円で売るプロジェクト!

の立ち上げを宣言します!



「どら焼き」は大好きなのに、今までお店に並べていませんでした。

なぜなら、

焼きたて→冷凍→解凍→販売

というどら焼きなんて、作りたくも売りたくもなかったからです。



しかし、焼き立てを売り切る自信もないし、信念も足りませんでした。



そこで、自信はありませんが信念は固めました。



朝焼き限定!毎朝必ず焼きます。
 売り切らなければ翌日は半額。それでもダメなら廃棄します。


皮はふんわりとして香ばしいこと。


あんは厳選した北海道の小豆を使うこと。


あんは皮が閉じないほどたっぷり入れること。


あんは上品な甘みでトロリととろける柔らかさであること。


大きさは「もうひとつ食べたい!」くらい小ぶりであること。


価格は破格の105円で提供すること。






以上、どら焼き日本一プロジェクトの発足を宣言いたします。



10月から12月の期間は反響強化月間です。

反響がまるでなければ、プロジェクトの中止も考えます。

どら焼き大好きな甘党の皆様、ご支援よろしくお願いいたします。



<注記>ただし、私が出張中はお休みです。
      ちなみに明日は「丹波大納言の生産者と語る会」に出かけるためお休みです。
      視察のご報告は本Blogにて。

ブルーノ・タウト賞

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広瀬住職
ブルーノ・タウトの会(原浩一郎会長)は、第4回ブルーノ・タウト賞を少林山の廣瀬正史さん(55)に贈りました。

ブルーノ・タウト賞に関しては「ブルーノ・タウトの会」ホームページをご参照ください。
ブルーノ・タウト賞の創設
http://www.serere.jp/taut/taut-prize_1st.html

以下、廣瀬住職の受賞スピーチを一部紹介します。

現在の正史さんのお祖父さんが「大蟲」(だいちゅう)和尚。
ブルーノ・タウトを受け入れた時のご住職です。

この大蟲和尚がスゴイ人で、
現在の少林山の本堂、坐禅堂、洗心亭は、
すべて大蟲和尚の時代に建てられました。

しかし、墓地や檀家をもたない少林山。
その建立資金はどうやって集めたのかというと・・・

托鉢

ハンパな額の托鉢じゃありませんよ!
とてつもなく根性のある方だと想像がつきます。

その大蟲和尚が受け入れたドイツ人がブルーノ・タウトさん。
いまでこそ、その功績をたたえる方も多いですが、
当時(昭和9年)は得体のしれないガイジンですよ。

ナチスに追われて流れ流れて日本にやってきたタウトさん。
相棒は奥さんじゃなくて助手のエリカさん。
タウトさんの家族もドイツに置きっぱなし、
エリカさんとの間に出来た子供もドイツに置きっぱなし、
という常識では考えられない逃避行です。

井上房一郎さんからの依頼で「100日間」だけかくまって欲しい、
ということでしたが、タウトさんは2年3か月もの間、洗心亭で生活します。


来日時の歓迎会の写真 <少林山HPより>

その間、受け入れた大蟲和尚も大変だったでしょうし、
タウトさんとエリカさんも、言葉もろくに通じない異国で、
さぞかし孤独だったのではないかと想像してしまいます。

しかし!
昭和11年10月8日、トルコ大統領の熱烈な招きによって日本を離れる時、
少林山のスタッフや八幡村の人々が総出で、

「タウトさん万歳!」と見送ると、

「少林山バンザイ!」「八幡村バンザイ!」

と応えたといわれています。
2年3か月の滞在中、いかに信頼が深まったかが推察されます。

3年後、タウトさんはトルコで亡くなりますが、
そのデスマスクを少林山に納めてほしいと、エリカさんが来日するのです。

タウトさんの日記をはじめ、
来日時に撮影した写真や、工芸指導のさいに作った作品などは、
少林山の「タウト資料室」に保管、展示されています。

タウトさんが離日のおりに残した
「 ICH LIEBE DIE JAPANISCHE KULTUR 」
( 我 日本文化を愛す )
の石碑は県の史跡となっています。

正史住職は、難しい話をわかりやすく温かみを持ってお話しする名人です。
お話を伺って益々大好きになりました。

月見団子

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月見団子
今日10月3日(土)は十五夜です。

すすきと月見団子を縁側にお供えして、
豊穣の実りに感謝して、お団子を食べるのです。
美しい習慣ですね。

微笑庵の月見団子は、
最高級の上新粉で作った歯切れの良いお団子です。

保存料等無添加ですから硬くなりますけど、
それでいいんだと思っています。

そのままでも、フライパンで焼いても美味しいですよ♪

店頭のすすきは無料ですのでどうぞ。
(なくなり次第終了です)

「くりまろげ」を煉る

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久しぶりにYouTubeで動画をUPしました。
「くりまろげ」の純栗あんを煉っています。

美味しい純栗あんの条件
・しっかり火が入り、澱粉の甘味が増していること
・なめらかな栗あんの中に、栗の粒が程良く残っていること
・美しい「栗色」に仕上げること

栗あんはとても焦げ易いので「お焦げ」がすぐにできてしまいます。
中津川の栗菓子店の中には、
「お焦げ」がひっそりと販売され、これ目当ての常連客もいる程といいます。

この「お焦げ」をいかに生かすかが、
美味しい純栗あんの成否を分ける秘訣のひとつです。


新栗の季節がやってきた!

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待ちに待った新栗の季節が今年もやってきました!

ただ栗を蒸しているだけですけど、久しぶりにYouTubeに動画をUP。


この栗を半分に割って、スプーンでかきだして、篩で裏ごしすると・・・


こうなります。

この裏ごし生栗を白双糖と和三盆糖で炊き上げた栗菓子が、

「くりまろげ」
くりまろげ
極上新栗茶巾絞り「くりまろげ」 1個210円

さらに、秋の看板商品をもうひとつご紹介。


生栗をひとつひとつ丁寧に皮むきをして、


旨味を逃がさぬよう水で煮ず、蒸気で蒸しあげ蜜漬けにします。

この手むきの新栗をふんだんに使った栗蒸し羊羹が、

「こうえつ」

こうえつ
限定製造 栗蒸し羊羹 光悦 「こうえつ」 1個263円

珠玉の季節限定品です。

千代菊

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薯蕷ねりきり こしあん製

菊の花 若ゆばかりに袖ふれて
   花のあるじに 千代はゆづらむ

紫式部

 旧暦九月九日は陽数(奇数)の極、九が重なることから
重陽(ちょうよう)と呼ばれています。

 この日は五節句のひとつに数えられ、
宮中では菊を鑑賞し、菊の花を浮かべた酒を飲み、着せ綿を行いました。
 
 着せ綿とは、重陽の前夜に菊の花に真綿を置き、
翌朝、朝露に濡れたこの綿で身をぬぐうと、長寿が叶うとされています。

 歴史ある意匠「着せ綿」は、
ヘラ切りした菊の上に、真綿のように
ふんわりと煉切製のきんとんをかぶせるのが一般的です。

 しかし・・・せっかくきれいにヘラ切りした菊の上に真綿をのせると、
その努力の跡がほとんど隠れてしまうので、
ついつい「千代菊」という菓銘で綿をのぜずにいます。

「秘すれば花」

が日本人の美学だとすると、
私はまだまだ日本文化の真髄を理解できていないようです。
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栗衣

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純栗あん 羊羹かげ 新挽粉添え

採れたての新栗。
しっかりと蒸しあげて半分に切り、中の栗をかき出して、篩で裏ごし。

裏ごしした生栗を、白双糖と和三盆糖で炊き上げると純栗あんが炊きあがる。
純栗あんでこしあんを包み、栗の形に整える。

艶やかな本煉り羊羹をかけてあげると、元の栗に戻ったようです。
大地の実りを頂き、再び命を吹き込む。

とっても手間のかかるお菓子ですが、可愛らしく、そして何より美味しい。
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