8/30くりまろげ販売開始

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本日8/30(月)より、「くりまろげ」の販売を開始いたします。

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今年初めての栗が入荷しました。まだ量も少なく、小粒ですが、新しい季節の訪れに、心が躍ります。

後世に残したいほど魅力あるお菓子を厳選し、多品種作ることをあえてしない微笑庵では、毎日の仕事は同じことの繰り返しになることが多いです。

絶えず巡ってくる季節はいつも新鮮そのもので、私たちの気持ちもその都度新しくなります。私ども作りと手と、お客様が、お茶という目的のなかで同じ時代、同じ季節を共有している以上、「相変わらず」は古びることがないと思っているのであります。
(「亀屋伊織の仕事」 山田和市 より)

毎日同じ仕事を繰り返していても喜びは必ずある。「相変わらず」は古びることがない。

微笑庵も、同じ心持ちで、毎日変わることの無い相変わらずの仕事を、とことん楽しませて頂きます。

秋に栗を剥く職人集団であることを、とても誇りに思っています。

しふくもち販売開始2021

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マスカット
フルーツの女王のような気品をたたえたシャインマスカット。瑞々しくはじける果汁を、微笑庵の羽二重餅で包みあげました。

かつて養蚕が盛んだった故郷への敬意をこめて、繭玉のように2粒入りに仕上げました。

召し上がった方に至福(しふく)の微笑みをお届けするお菓子をとの願いを込めて「しふくもち」と命名致しました。ネーミング、揮毫は大木紀元先生。名前だけでなく、文字からも「日本の美」を感じます。

しふくもち短冊しおり
販売期間は10月末までの2カ月限定の予定です。
しふくもち 上毛新聞 2019.8.27
上毛新聞様 2019年8月27日掲載

プレミアムぶどう神紅の羽二重餅

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島根県で育成されたぶどうの新品種「神紅(しんく)」の羽二重餅を、数量限定でテスト販売いたします。
和田鮎人
上和田町「有花園」様で、毎週水曜日にこだわり農家のとれたて野菜を紹介している和田鮎人さん。
和田さんが島根県のぶどう生産者と友人という繋がりで、「神紅(しんく)」なるプレミアぶどうがあることを知りました。シャインマスカットと赤いベニバラードから生まれた神紅は、赤色で高糖度、香り良く皮ごと食べられます。品質管理は厳格で、糖度20度以上のものしか出荷されない徹底ぶりです。市場の評価も高く、下記のようなニュースになるほどです。
神紅 ニュース
出典:日本農業新聞Web(2021/6/22)
https://www.agrinews.co.jp/news/index/10882

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収穫期は8月上旬から中旬までの2週間とごくわずかです。この2週間限定で、プレミアムぶどう「神紅」の羽二重餅を、数量限定でテスト販売いたします。
※流通量が限られているため、入荷の無い日もございます。

しずくもち販売開始2021

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6/14(月)から、高崎産ブルーベリーで「しずくもち」の販売を開始いたします。
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今朝のブルーベリー畑です。雨上がりで幻想的でした。
色づいた果実はほんの数粒、まだ収穫は始まったばかりです。
清々しい酸味と香りは、暑い季節でもさっぱりとお召し上がりいただけます。
8月中旬ごろまでの限定販売を予定しています。

ちごもち販売終了2021

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6/13をもって、今シーズンの「ちごもち」の販売を終了いたしました。
今年もたくさんのご愛顧をありがとうございます。

姉妹品もちごもち同様よろしくお願いします。
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「しずくもち」(ブルーベリー)6月中旬~8月中旬
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「しふくもち」(シャインマスカット)8月中旬~10月末
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「なごみ」(みかん)11月

水無月販売開始

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水無月 美の壺

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水無月は食べて美味しいだけでなく物語のあるお菓子です。
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NHK出版「美の壺」和菓子編より一部抜粋します。

冷蔵庫のない時代、冬に集めた雪や氷は、山中や地下に設けた氷室に保存されていた。旧暦6月1日は一年で最も暑い時期。氷室から雪や氷を切り出して宮中に運び、臣下に配ったという記録が残る。三角の白いういろうは、真夏に氷など口にできなかった庶民が、氷のかけらに見立てたものだというのだ。(P.42)

「美の壺」和菓子編のDVDでは、この氷室の神事を撮影した映像があります。私も本で読んでいたので、エピソードは知っていましたが、見たのは初めてです。もう大興奮で、この映像を見ただけでも、DVDを買って良かったと思ったくらいです。
氷室 切り出し

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氷を運ぶ行列
「夏の氷は庶民にとっては夢」
それが水無月の由来の一つだと、ずっと信じていましたが、念のため平成30年4月に増補改訂版がでたばかりの「事典 和菓子の世界」(中山圭子・著)で確認をしてみました。

すると驚いたことに、水無月が今のような三角形になったのは、昭和になってからとの記述が! 虎屋さんは宮中や幕藩からの注文履歴や絵図が大切に保管されているので、いつから今の形になったかは、調べればすぐにわかること。私はてっきり江戸の昔に、氷室の氷に憧れた菓子職人が氷を模して作ったものとばかり思っていました。
※詳しくは、浅田ひろみ「水無月考」(虎屋文庫機関紙『和菓子』九号)をご参照ください

三条若狭屋・藤本如泉さんの著書「日本の菓子」に、京都の菓子屋の知恵で創られたと書かれているそうです。京都では6/30に水無月を食べることが、大切な食文化として定着しているようですが、それは多くの菓子職人の知恵と努力の結実だったようです。

「菓子が季節を連れてくる」という和菓子の世界観を見事に表現した「水無月」。
大切な方とともに召し上がることで、半年間の無事を感謝し、残り半年の無病息災を祈る気持ちも込められています。
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2019年6月5日の読売新聞で水無月が紹介されていました。
水無月記事 上毛新聞
2010年の上毛新聞で娘とともに水無月をご紹介させていただきました。
当時保育園に通っていた二人も高二と中二になりました。可愛い娘たちはもちろん、召し上がった方の無病息災を祈るような気持ちで、今年も作らせていただきます。
(2010年初稿 2021年加筆再掲)

わらびもち最終日

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微笑庵のわらびもちは、増粘多糖類などを一切使用しないため、冷蔵すると本来の食感は消えてしまいます。独特の粘りと、つるりととろける食感は、消えやすくはかないものです。せっかくの本わらびを、冷蔵保存で台無しにしたくないため、夏期はお休みにいたします。
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5/31(月)本日が最終日となります。今日も心を込めて煉りあげました。是非お召し上がり下さい。
販売再開は9月のお彼岸前後を予定しております。

白玉ぜんざい販売開始

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「説明しなくても心から心に伝わる上質な和菓子」を目指す微笑庵にとって、原価が高いという理由で扱う菓匠が少ない素材でも、美味しいものならば積極的に扱うことにしております。
ぜんざい
京都産丹波大納言。中でも、機械を使わず、完熟した鞘のみを手で収穫する「手穫り」(てぼり)によって、丹波の中でも最高品質を追及する「新庄小豆生産組合」の小豆は極上品です。価格は北海道十勝小豆の3倍を越えます。

京都「美濃与」様のご厚意により、丹波大納言の畑をたくさん見せていただきました。
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畑を見るだけでなく、「菓子職人」「生産者」「穀物商」「行政担当者」が、最高品質を目指して意見を交わしました。
丹波大納言勉強会
生産者のお話しで特に忘れられないものを一つだけ紹介します。

小豆の花は約1か月かけて咲き誇ります。しかし、機械収穫の小豆は1日2日で刈り取られます。これで最高の品質が期待できるでしょうか? 私たちは、完熟した鞘のみ手で収穫することで、圧倒的に優れた品質の小豆を提供していると自負しています。

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畑を見れば作り手の志がわかる
お世話になった美濃与の山口さんからお手紙を頂き、今でも大切にしています。その一部をご紹介させていただきます。

「ただ小豆を植えているだけの畑と、手塩にかけて最高品質を目指している畑に違いがあることを是非忘れないでください。畑を見れば作り手の志がわかります。ここまでくるのに何年もかかってますし、これからも進化すると信じています。一度見ただけでわかったと思わず、一生が勉強だと思い、本物を見極める目を養い続けて下さい。」

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生産者の長年の努力と情熱の結晶である丹波大納言。

餡にこだわる微笑庵が、和菓子職人としての経験と技術を結集した究極のぜんざいが、この白玉ぜんざいです。暑さが厳しくなると、甘いものは敬遠しがちですが、白玉ぜんざいだけは別だと思います。
きりりと冷やして、つるりと滑る白玉だんご。煮豆よりは濃く、あんこよりは極めて薄味に炊き上げたぜんざい餡。この2者の調和は絶品です。

「白玉ぜんざい」を見れば、そのお店の技量や美意識は一目瞭然。是非、お召し上がりください。 
(2014年初稿 2021年加筆再掲)

青竹水羊羹 販売開始

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青竹流し本水羊羹「ささのしずく」の販売を本日より開始いたします。
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平成7年(1995年)、修行を終えて故郷に帰りました。

そして夏。

一番夏らしい和菓子を故郷でも作りたいと思いました。
青竹流しの水羊羹です。

当時、群馬県では1軒も作っているお店はありませんでした。
「ウチのような町はずれの店で作ったところで売れるのか?」
不安がよぎりました。
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青竹の青さははかない。
3日もすれば黄色くくすんできます。
だからこそ青竹は鮮度の象徴でもあります。

毎日しっかり売り切らなければ、作ってもロスになってしまう。
美味しく作る自信はある。
問題は「売り切れる」のかどうか。
菓子倶楽部 水羊羹
高崎でもっとも尊敬している菓匠のIさん、その弟子のOさんに相談しました。
(写真は「高崎菓子倶楽部」という勉強会での1枚。1999年5月)

「一緒に青竹水羊羹作りませんか」

そして400本の青竹を買って3人で分けました。
Iさん200本、私とOさんで100本づつ。
すべてはここから始まりました。
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25年前、1シーズンで100本売るのが精一杯でした。
今では1ヶ月で1,000本以上完売する盛夏の定番商品に育ちました。

群馬で、高崎で、青竹の水羊羹が当たり前に買えるようになりました。私たちは一つの文化を作った、と少しだけ誇りに思っています。

どうせなら文化を作るような和菓子屋を目指したい。

(2010年7月初稿 2021年一部補足再掲)

水ようかん販売開始

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瑞々しくやわらかな口どけの「水ようかん」の販売を開始いたします。
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私が和菓子の道に進もうか迷っていた22歳の夏。菓匠京山さんで食べた「水ようかん」に衝撃を受け、佐々木勝先生に頼み込んで弟子にして頂きました。今でもその時の感動を忘れたことはありません。(このあたりの詳しいエピソードは、和菓子の本棚「和菓子人」参照)
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尊敬してやまない菓匠・水上力さんは、著書の中で「あんこの「色気」を追い求めて」に実に8ページを費やしています。究極的なところ、和菓子の本質は「あんこ」であり、美味しいあんこを楽しんで頂くこと。あんこそのものにさえ「色気」を感じるほどに炊き上げること。そのことに情熱を超えた執念さえ感じ、狂おしいほどに「色気」を湛えたあんこを追い求めることが大切だと書かれています。

そのためにできるすべての工程を愛おしく思い、楽しみたいと思っています。
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北海道のあずきといっても、産地も違えば品種も様々。これほどまでに多種多様なあずき文化を誰よりも大切し楽しむことができる菓子職人でありたいものです。
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あずきの灰汁をとることを職人は「渋切」といいます。何回渋切するのかに職人の心意気が表れています。できあがりの「色」と「風味」に大きく影響しますが正解はありません。どこに「色気」を感じるか、その哲学があらわれます。
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きめ細かく裏ごしし、丁寧に晒し、思いっきり絞り、しっかりと芯まで炊き上げます。
あんこの色については水上さんの著書の名文を引用します。

紫色でもない、藤色でもない、えんじ色でもない、私だけの「小豆色」
和菓子職人 一幸庵 水上力 P.70)

連日の猛暑で甘いものはちょっと…と思っていたとしても、水ようかんだけは別格。
そう思っていただけるように、どんなに暑い中でも、私だけのあずき色を求めて、私たちは色気あるあんこを炊き続けます。
(2018年7月初稿 2021年一部補足再掲)

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